田岡俊次
著者のコラム一覧
田岡俊次軍事評論家、ジャーナリスト

1941年生まれ。早大卒業後、朝日新聞社。米ジョージタウン大戦略国際問題研究所(CSIS)主任研究員兼同大学外交学部講師、朝日新聞編集委員(防衛担当)、ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)客員研究員、「AERA」副編集長兼シニアスタッフライターなどを歴任。著書に「戦略の条件」など。

<3>米軍に協力したアフガン人はどうなるのか 国から脱出したい人が殺到

公開日: 更新日:

【Q】カブール空港には外国人だけでなく、国から脱出したいアフガン人が殺到し大混乱。米軍の撤退完了期日は8月末日でバイデン大統領もそれは変えられない、と言っています。外国人は出国できても、カブール以外にいる対米協力者も多いようで、その人々はどうなるのでしょう。

 ◇  ◇  ◇

【A】私は第2次世界大戦末期、ドイツ軍が4年間占領していたフランスから退却すると、対独協力者「コラボ」狩りが起きたことを思い出しました。

 ドイツ将兵と親密だった女性数千人が捕らえられて丸刈りにされ、市内を引きずり回されて一部は殺されるなど、私的死刑になった人が推定9000人。占領軍に従ったため裁判で反逆罪とされて死刑になった政治家、官僚、軍人、警察幹部が1500人余といわれます。日本の刑法81条も外国に通謀し日本に武力行使をさせた者は死刑と定めています。

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