重道武司
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重道武司経済ジャーナリスト

1957年鳥取県倉吉市生まれ。84年フジサンケイグループ傘下の経済紙「日本工業新聞」(現フジサンケイビジネスアイ)の記者となり、千葉支局を振出しに鉄鋼、自動車、総合電機、財界、金融、エネルギー(電力・石油・ガス)などの業界を担当。2000年外資系通信社に転じた後、02年からフリーに。得意分野は通信社時代を含めて在籍足掛け7年にも及んだ日銀記者クラブ時代に人脈を培った金融。自動車業界にも強い。

楽天グループの正念場…米大手格付け会社が「投機的」に格下げ

公開日: 更新日:

 楽天グループ(G)が受難に見舞われている。格付け会社大手のS&Pグローバル・レーティングが先週、同社の長期発行体格付けを「投機的」とされる水準に格下げしたことで株価が急落。世界的規模の半導体不足が足かせとなって携帯電話の基地局整備に遅れが生じることも明らかになった。

 格下げは「携帯電話事業の先行投資が重荷となり、22年12月期にかけて非金融事業の財務基盤の大幅悪化が見込まれる」ことが理由。これまでの「トリプルBマイナス」から1段階引き下げて「ダブルBプラス」としたうえ、格付け見通しについても「ネガティブ(弱含み)」とした。今後の財務状況によってはさらなる格下げもあり得るというわけだ。株価が下落するのも当たり前か。

 S&Pの発表翌日(7月27日)の楽天G株は一時前日比115円安の1198円に。終値では1217円にまで戻したものの時価総額は「節目」とされてきた2兆円を割り込み、足元でも冴えない展開が続く。

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