重道武司
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重道武司経済ジャーナリスト

1957年鳥取県倉吉市生まれ。84年フジサンケイグループ傘下の経済紙「日本工業新聞」(現フジサンケイビジネスアイ)の記者となり、千葉支局を振出しに鉄鋼、自動車、総合電機、財界、金融、エネルギー(電力・石油・ガス)などの業界を担当。2000年外資系通信社に転じた後、02年からフリーに。得意分野は通信社時代を含めて在籍足掛け7年にも及んだ日銀記者クラブ時代に人脈を培った金融。自動車業界にも強い。

どうなる? 中外製薬が初の新型コロナ専用治療薬「ロナプリーブ」を販売

公開日: 更新日:

「画期」とまで言い切れないが、「朗報」とは言えそうだ。厚生労働省が先週、中外製薬の新型コロナウイルス感染症治療薬「ロナプリーブ」の製造販売を特例承認した。肥満や高血圧などの持病を抱えた重症化リスクのある軽度・中等度患者向けで、治験では入院や死亡などのリスクが約7割減ったとされる。

 新型コロナの治療薬としては国内ではこれまでに「レムデシビル」「デキサメタゾン」「バリシチニブ」の3製剤が製造販売を承認されてきた。ただいずれも「ドラッグリポジショニング」と呼ばれる、いわば既存薬からの転用。レムデシビルは本来、抗ウイルス薬、デキサメタゾンは抗炎症薬、バリシチニブはリウマチ薬として開発されたもので、しかも適用対象は基本的に重症患者に限られていた。

■薬価定めず国が一括購入

 その点、ロナプリーブは初の新型コロナ専用治療薬で、軽度・中等度向け。新型コロナから回復した人の2種類の中和抗体――「カシリビマブ」「イムデビマブ」を組み合わせて点滴投与することから「抗体カクテル療法」とも呼ばれている。

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