脱炭素政策で原油価格が上昇するワケ インフレなのに株価まで下落
現在、世界は脱炭素政策を進めています。
米国もトランプ前大統領からバイデン大統領に代わり、脱炭素政策に方向転換しています。
二酸化炭素を出さないため、ガソリン自動車から電気自動車へのシフトも進んでいます。
電気自動車は銅が大量に使われるので、銅価格が上昇した要因のひとつといわれています。
先日の米FOMC以降、株やゴールドなどの貴金属や銅なども急落、バブル崩壊が懸念される大きなインパクトがありました。
ところが、原油は反対に上昇を継続しています。また、天然ガスが上昇を開始したのでストップロスを入れて買ってみるのもいいでしょう。
脱炭素政策を進めていくと、原油・ガソリン・ガスの需要が減るので普通に考えると原油価格などは下落しますが、反対に上昇しているのは訳があります。