世界の金融は今…「大きな投資資金が向かう先」を見極めろ
今、世界の金融はインフレ動向と金利動向に注目しています。インフレになりつつあり金利も上昇傾向です。
通常、インフレ抑止のために各中央銀行は金融緩和の縮小(テーパリング)をします。
現在の株や債券のバブルは無制限の金融緩和の結果なので、金融緩和を止めると株は下落して金融危機再燃となる可能性が大です。
株価を下落させないため、インフレなのに金融緩和を続けると最終的にハイパーインフレになる可能性があります。
金融緩和にブレーキをかけると金融危機、ブレーキをかけないとハイパーインフレという、止まるも進むもできない状況に陥っているのです。
すでにカナダはテーパリングを発表しました。米国はウォラーFRB理事が現在のインフレは一時的という表現をしているものの、来年(2022年)末までと一時的の期間が長いです。