トラック大手にもEV化の波 日野自動車×いすゞ自動車を比較
温暖化ガス排出を実質ゼロにするカーボンゼロの波は大型自動車にも押し寄せています。
米テスラは今年4月にEVトラック「セミ」のテスト走行を開始しました。日本の自動車メーカーもカーボンゼロに貢献するEVトラック開発を進めています。
今回は、トラックなどの大型車を手掛ける「日野自動車」と「いすゞ自動車」の社員待遇を比較してみます。
日野は1942年に設立され、トラックやバスなど商用車を製造しています。前身は1910年創業の東京瓦斯工業で、17年には純国産トラック「TGE」の試作に成功しました。2001年にトヨタ自動車の子会社となり、グループの一社として活躍しています。
いすゞは、1937年に設立された東京自動車工業が前身ですが、ルーツは日野と同じです。42年に東京自動車工業の日野製造所が分離独立したのが、現在の日野自動車です。いすゞは小型トラック「エルフ」など商用トラックを世界展開しています。
いすゞ、日野とも来年中には小型EVトラックを投入する予定です。