パソナ過去最高の営業益 五輪とコロナで荒稼ぎの不公平感

公開日: 更新日:

 今期のパソナは、売上高3300億円、営業利益175億円、純利益62億円と、前回予想より売上高は1.2%の伸びだが、本業の儲けを表す営業利益は過去最高に。さらに、純利益は31.9%増(前回予想比)で、20年5月期は一部固定資産の減損を計上していたとはいえ、前期比で10倍以上の伸びを見込む。

 同業他社の中で収益性に劣るパソナが好業績を見込む要因としては、東京五輪関連事業のほか、「持続化給付金」など政府からのコロナ対策事業受注による影響が大きいだろう。間接業務を請け負うBPOサービスは収益性が高く、業績に大きく貢献している。

「パブリックセクター(公的機関)に食い込めているのは、菅義偉首相のブレーンで、政権との関係が深く規制緩和の旗振り役である竹中平蔵さんが、2007年から特別顧問、09年に取締役会長に就任しているのが大きいでしょう。五輪やコロナといった一過性のイベントだけではありません。期日前投票や出口調査など選挙関連事業に携わるほか、安倍政権時代に国会で可決成立した『70歳就業確保法案』も、シニアの雇用創造を提唱しているパソナにとって追い風で、この市場でシェアを取ることがさらなる好材料になるでしょう」(市場関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    日ハムは斎藤佑に11年間で4億円“投資” ハンカチ王子の心を折った2012年栗山監督の非情

    日ハムは斎藤佑に11年間で4億円“投資” ハンカチ王子の心を折った2012年栗山監督の非情

  2. 2
    <72>野崎幸助さんは午後6時半には死んでいた? 早貴被告は遺体に一度も触れず

    <72>野崎幸助さんは午後6時半には死んでいた? 早貴被告は遺体に一度も触れず

  3. 3
    巨人「原監督続投」を吹き飛ばす“チーム空中分解”の内部情報 「全権のひずみ」とOBも警鐘

    巨人「原監督続投」を吹き飛ばす“チーム空中分解”の内部情報 「全権のひずみ」とOBも警鐘

  4. 4
    小室圭さん「秋篠宮家へ挨拶」でお土産、髪型、服装チェック…「ゴゴスマ」にうんざり

    小室圭さん「秋篠宮家へ挨拶」でお土産、髪型、服装チェック…「ゴゴスマ」にうんざり

  5. 5
    甘利幹事長がNHK「日曜討論」で上から目線&根拠不明発言連発! 自民議員は「票が減る!」と悲鳴

    甘利幹事長がNHK「日曜討論」で上から目線&根拠不明発言連発! 自民議員は「票が減る!」と悲鳴

もっと見る

  1. 6
    巨人非情の「主力大減俸リスト」 V逸&泥沼10連敗で億万長者選手に迫る“厳冬オフ”

    巨人非情の「主力大減俸リスト」 V逸&泥沼10連敗で億万長者選手に迫る“厳冬オフ”

  2. 7
    自民・甘利幹事長「政府の意思決定の中に共産党の意思が」執拗に野党共闘を“口撃”するワケ

    自民・甘利幹事長「政府の意思決定の中に共産党の意思が」執拗に野党共闘を“口撃”するワケ

  3. 8
    れいわ新選組 「野党共闘」重視した山本太郎代表の“大人の対応”が奏功…悲願達成には3議席獲得が絶対

    れいわ新選組 「野党共闘」重視した山本太郎代表の“大人の対応”が奏功…悲願達成には3議席獲得が絶対

  4. 9
    日本ハム“ポスト栗山”に浮上する「意外な3人」の名前 最有力候補の稲葉篤紀氏には障壁が

    日本ハム“ポスト栗山”に浮上する「意外な3人」の名前 最有力候補の稲葉篤紀氏には障壁が

  5. 10
    小室圭さんは一度は「婚約辞退」を考えた 内定会見後のお食事会から“異変”が…

    小室圭さんは一度は「婚約辞退」を考えた 内定会見後のお食事会から“異変”が…