重道武司
著者のコラム一覧
重道武司経済ジャーナリスト

1957年鳥取県倉吉市生まれ。84年フジサンケイグループ傘下の経済紙「日本工業新聞」(現フジサンケイビジネスアイ)の記者となり、千葉支局を振出しに鉄鋼、自動車、総合電機、財界、金融、エネルギー(電力・石油・ガス)などの業界を担当。2000年外資系通信社に転じた後、02年からフリーに。得意分野は通信社時代を含めて在籍足掛け7年にも及んだ日銀記者クラブ時代に人脈を培った金融。自動車業界にも強い。

業績悪化のJTBは再浮上できるか 夏も冬も賞与ゼロの衝撃

公開日: 更新日:

 学生の就職人気ランキングで毎年トップ10の常連となってきた旅行最大手のJTB。マイナビなどの調査によると、文系学生の間では「安定している」「業界上位」などの理由から過去2年連続首位。それが「まさか」の惨状である。

 JTBが新型コロナ禍に悶絶している。先週末発表した20年度連結決算は最終損益が過去最悪となる1052億円の赤字(前期は16億円の黒字)に転落。期末の自己資本比率は6・9%(前期末24・3%)と債務超過寸前にまで低下した。

 山北栄二郎社長はリストラ計画の上積みなどで「21年度は何としても黒字化を実現する」と強調。足元ではみずほ銀行など3メガバンクと日本政策投資銀行による優先株引き受けを軸とした数百億円規模の資本支援協議も進むが、本当に再浮上できるのか。JTBが思い描く「7月以降の国内旅行の回復」シナリオは東京などへの緊急事態宣言再々延長もあり、早くも「視界不良」(業界筋)だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    プーチン大統領哀れ四面楚歌…北欧2カ国NATO加盟に余裕の笑みも軍事同盟国が“仲間割れ”

    プーチン大統領哀れ四面楚歌…北欧2カ国NATO加盟に余裕の笑みも軍事同盟国が“仲間割れ”

  2. 2
    日本ハム野村佑希が顔面死球で流血退場してもアッサリ 新庄監督の怖いくらいの“シビアな目”

    日本ハム野村佑希が顔面死球で流血退場してもアッサリ 新庄監督の怖いくらいの“シビアな目”

  3. 3
    ロシア国内で「万引き急増」のナゼ…ウクライナ侵攻後に多発、買い物カゴごと盗む大胆さ

    ロシア国内で「万引き急増」のナゼ…ウクライナ侵攻後に多発、買い物カゴごと盗む大胆さ

  4. 4
    和田アキ子が出産した石原さとみから「電話ない」と発言…関係者が憂慮する“2人の溝”

    和田アキ子が出産した石原さとみから「電話ない」と発言…関係者が憂慮する“2人の溝”

  5. 5
    NHK朝ドラ「ちむどんどん」正念場…識者も「おとぎ話すぎる」「絵空事に見える」と超辛口

    NHK朝ドラ「ちむどんどん」正念場…識者も「おとぎ話すぎる」「絵空事に見える」と超辛口

もっと見る

  1. 6
    日本ハム最下位低迷&観客動員数ワーストでもBIGBOSS効果は絶大!育成と勝利の両立が形に

    日本ハム最下位低迷&観客動員数ワーストでもBIGBOSS効果は絶大!育成と勝利の両立が形に

  2. 7
    ロシア軍が地上戦力3分の1損失の深刻…プーチン大統領が“禁じ手”少年兵15万人動員か

    ロシア軍が地上戦力3分の1損失の深刻…プーチン大統領が“禁じ手”少年兵15万人動員か

  3. 8
    フジ木曜劇場が攻めに転じた? 土屋太鳳「やんごとなき一族」“いかにも感”で開き直り

    フジ木曜劇場が攻めに転じた? 土屋太鳳「やんごとなき一族」“いかにも感”で開き直り

  4. 9
    広島・遠藤淳志“自業自得”プロ初完封逃す…9回表に打者で遊ゴロ→一塁まで全力疾走

    広島・遠藤淳志“自業自得”プロ初完封逃す…9回表に打者で遊ゴロ→一塁まで全力疾走

  5. 10
    ウクライナ出身女性 射撃の金メダリストが国家警備隊への入隊決意!

    ウクライナ出身女性 射撃の金メダリストが国家警備隊への入隊決意!