“リアル半沢”改革で三菱UFJ本店建て替え 特別顧問どこに?
新制度では特別顧問は全員が非常勤となり財界・社会貢献活動等を担う。名誉顧問の三木繁光氏(86)と行天豊雄氏(90)の2人が無報酬となる一方、残る特別顧問は職務に応じて年間2000万円を上限に支給。必要に応じて執務室、社用車、秘書を利用することができる。
話題の執務室については、「特別顧問制度が導入されるまで旧UFJ出身の相談役、顧問は、日本橋の旧東京銀行本店に執務室を置く一方、旧三菱銀行出身の相談役、顧問は、丸の内の本店9階に執務室を構えていたが、特別顧問制度の導入に伴い、隣接するJPタワーなどに移転した」(関係者)という。
これら改革を主導したのは平野氏で、いま東京駅前のJPのタワービル(KITTE)に入っている。「平野氏は新本店ができても、本店内には戻らず、JPタワービルに隣接する三菱ビルに部屋が用意される」(関係者)ようだ。