東証が取引時間の延長検討…そしてまた「歴史は繰り返す」
先週土曜日、歴史研究会の友人と九品仏浄真寺(東京都世田谷区)へ参詣に行った。正午すぎの二子玉川駅改札口は大変な混雑で、駅周辺のカフェなど商業施設も「3密」防止無視の密集状態だった。ここは緊急事態宣言が出ている東京都なのかと非常に驚いた。
浄真寺散策の後、溝口(川崎市)へ移動、午後3時に予約を入れていた居酒屋に入ったが、ここも若者で満席、マスクなし、大きな声でおしゃべりと驚いたが、このお店の営業時間が正午から翌朝3時までと聞いて、さらに驚いた。これではコロナ禍の終息は困難だろう。
さて、イラク戦争の戦費負担などで経済が疲弊した後に登場した民主党のオバマ元米大統領は、経済再生の目玉政策として「グリーン・ニューディール」、すなわち、太陽光、風力、バイオマスなど自然エネルギーへの投資を掲げた。当時の前任ブッシュ政権が2001年3月に「京都議定書」から離脱を表明、単独行動主義(ユニラテラリズム)に傾いたが、オバマ氏は、国際協調を重視した。