重道武司
著者のコラム一覧
重道武司経済ジャーナリスト

1957年鳥取県倉吉市生まれ。84年フジサンケイグループ傘下の経済紙「日本工業新聞」(現フジサンケイビジネスアイ)の記者となり、千葉支局を振出しに鉄鋼、自動車、総合電機、財界、金融、エネルギー(電力・石油・ガス)などの業界を担当。2000年外資系通信社に転じた後、02年からフリーに。得意分野は通信社時代を含めて在籍足掛け7年にも及んだ日銀記者クラブ時代に人脈を培った金融。自動車業界にも強い。

銀行法改正案が成立 新たな収益確保か「武家の商法」か

公開日: 更新日:

 銀行に収益機会の拡大や新事業参入への道を広げる銀行法改正案が先週の参議院本会議で成立した。銀行本体で自行アプリやITシステムの販売、広告や登録型人材派遣、高齢者の見守りサービスといったビジネスが展開できるようになる。11月にも施行される見通しだ。

 銀行法は銀行の業務範囲を厳しく規制してきた。さまざまな事業にうかつに手を出して失敗し経営が傾くようなことになれば、預金者保護などに支障をきたしかねないためだ。

 しかし地域経済の疲弊や少子化、長引く超低金利などで銀行の収益基盤は揺らぐばかり。その一方で銀行界には「流通大手やIT系企業が相次いで銀行業に参入しているのに、こっちは手足を縛られて身動き取れない」(地銀幹部)との不満もくすぶり続けていた。法改正はこうした不満の「ガス抜き」(金融庁筋)にもつながる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    どこが「伝統の一戦」? 阪神vs巨人の息詰まる投手戦をブチ壊した延長のヘボ合戦

    どこが「伝統の一戦」? 阪神vs巨人の息詰まる投手戦をブチ壊した延長のヘボ合戦

  2. 2
    焦るロシア軍が投入した最新兵器「ターミネーター」は切り札か? 装備強力も実力は未知数

    焦るロシア軍が投入した最新兵器「ターミネーター」は切り札か? 装備強力も実力は未知数

  3. 3
    全米プロは6人中4人が予選落ち…新時代のセッティングに経験不足の日本選手「白旗」

    全米プロは6人中4人が予選落ち…新時代のセッティングに経験不足の日本選手「白旗」

  4. 4
    欧米の脱ロシア依存制裁がジワリ効果…薄給の兵士に“賃上げ”できず士気が急低下

    欧米の脱ロシア依存制裁がジワリ効果…薄給の兵士に“賃上げ”できず士気が急低下

  5. 5
    TOKIOが土地購入「福島県西郷村」は人口増加エリアで低い高齢化率、新幹線も停まる凄い村

    TOKIOが土地購入「福島県西郷村」は人口増加エリアで低い高齢化率、新幹線も停まる凄い村

もっと見る

  1. 6
    深田恭子が“深酒破局”報道後初めて公の場に…天性の女優は「不惑」の波をどう乗り越える

    深田恭子が“深酒破局”報道後初めて公の場に…天性の女優は「不惑」の波をどう乗り越える

  2. 7
    2歳児がスマホでチーズバーガーを31個も注文! ママの困惑に全米バカ受け

    2歳児がスマホでチーズバーガーを31個も注文! ママの困惑に全米バカ受け

  3. 8
    次に入浴するのは誰? NHK朝ドラ「ちむどんどん」の連続“お色気シーン”が大盛り上がり

    次に入浴するのは誰? NHK朝ドラ「ちむどんどん」の連続“お色気シーン”が大盛り上がり

  4. 9
    「エマニエル夫人」が帰ってくる! 仏俳優レア・セドゥ主演でリメーク決定の本気度

    「エマニエル夫人」が帰ってくる! 仏俳優レア・セドゥ主演でリメーク決定の本気度

  5. 10
    泥酔ベロベロ財務次官候補が電車内で大暴れ逮捕…終電間際なのに公用車を使わなかったワケ

    泥酔ベロベロ財務次官候補が電車内で大暴れ逮捕…終電間際なのに公用車を使わなかったワケ