重道武司
著者のコラム一覧
重道武司経済ジャーナリスト

1957年鳥取県倉吉市生まれ。84年フジサンケイグループ傘下の経済紙「日本工業新聞」(現フジサンケイビジネスアイ)の記者となり、千葉支局を振出しに鉄鋼、自動車、総合電機、財界、金融、エネルギー(電力・石油・ガス)などの業界を担当。2000年外資系通信社に転じた後、02年からフリーに。得意分野は通信社時代を含めて在籍足掛け7年にも及んだ日銀記者クラブ時代に人脈を培った金融。自動車業界にも強い。

銅の価格が史上最高値更新 「脱炭素」政策との深き関係

公開日: 更新日:

 自動車や家電をはじめ幅広い製造業に使われ、主要工業用金属となっている「銅」。その需要や価格は景気の動向を映し出す鏡ともいわれ、「ドクター・カッパー」の異名を取る。

 そんな銅の価格がここにきて急上昇している。指標となるロンドン金属取引所(LME)の3カ月先物価格は4月29日(日本時間)に1トン1万ドルの大台を突破。先週末7日には終値で前日比3%超高となる1万400ドル台に乗せ、2011年2月に記録した史上最高値1万190ドルを約10年ぶりに更新した。

 年初来からは30%強の値上がりで、新型コロナウイルスの感染急拡大を受けて一時4300ドルまで下落した20年3月の直近底値と比べると2倍を超える上昇となる。

 銅価格高騰の背景にあるのは、言うまでもなく世界経済の回復に伴う需要増への期待だ。強力な都市封鎖が奏功して昨年半ばには中国の製造業がいち早く活動を再開。大規模な財政拡張策や金融緩和効果にワクチン接種の普及も加わり、米英などの経済指標が軒並み好転した。

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