有森隆
著者のコラム一覧
有森隆経済ジャーナリスト

早稲田大学文学部卒。30年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている。著書は「企業舎弟闇の抗争」(講談社+α文庫)、「ネットバブル」「日本企業モラルハザード史」(以上、文春新書)、「住友銀行暗黒史」「日産独裁経営と権力抗争の末路」(以上、さくら舎)、「プロ経営者の時代」(千倉書房)など多数。

DeNA<上>南場智子会長の歩み 女性初の経団連副会長が誕生

公開日: 更新日:

 ⅠT大手、ディー・エヌ・エー(DeNA)会長の南場智子が経団連の初の女性副会長に就く。6月の定時総会を経て正式に就任する。

 経団連は企業の役員に占める女性の割合を「2030年までに3割以上にする」との目標を掲げている。副会長の椅子に女性に座ってもらうことが急務だった。

 世界経済フォーラム(WEF)による男女格差の指数で日本は121位。国際社会からは「女性が活躍しづらい国」と見なされている。経団連は、もちろん世界の厳しい目を意識している。

 南場は、中西宏明会長(日立製作所会長)の前任の榊原定征会長(当時・東レ会長)の時代から副会長への就任を打診されてきており、長らく副会長候補だった。しかし、副会長は、重厚長大産業の功成り名を遂げた男性経営者がなるとの財界・産業界の、いわば“常識”が邪魔をしてきた。

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