中西文行
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中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

株価は上昇傾向でも…個人投資家の「日本株離れ」が加速中

公開日: 更新日:

 久しぶりに東京・日本橋周辺を散策すると再開発の槌音に圧倒される。東京オリンピックが不発に終わったとしても、東京を国際金融センターにする計画は着実に進行している。平和不動産などが進める日本橋・兜町再開発に続き、日本橋一丁目中地区市街地再開発組合の大規模再開発も進み、野村証券本社本館、旧館、別館などの解体工事も2022年3月末を目標に進んでいる。

 日本橋1丁目にホテル、オフィス、商業施設、住宅、カンファレンス施設、ビジネス支援施設などで構成する地上52階、地下5階、高さ284メートルの超高層ビルを新設する計画で、三井不動産、野村不動産、野村ホールディングスが参画。21年9月に着工し、25年12月末に竣工予定である。

 中国は20年ごろに上海をニューヨーク、ロンドンと並ぶ国際金融センターとするもくろみだったが、香港民主化弾圧を端緒にした米英基軸の「中国包囲網」により頓挫したように見える。この情勢下、東京の日本橋・兜町をアジアの国際金融センターとすべく急いで工事しているようだ。

 視点を変えて、個人投資家の外国株、外国投信への投資はどうだろう。個人投資家の日本株離れが進んでいる。東証によると、20年度は多くの個人投資家が購入する投資信託が日本株の最大の売り手となり、売越額は約3兆円と1983年以降で最大(19年度約1・6兆円)となった。個人投資家は現物株も2・8兆円売り越した。

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