小林佳樹
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小林佳樹金融ジャーナリスト

銀行・証券・保険業界などの金融界を40年近く取材するベテラン記者。政界・官界・民間企業のトライアングルを取材の基盤にしている。神出鬼没が身上で、親密な政治家からは「服部半蔵」と呼ばれている。本人はアカデミックな「マクロ経済」を論じたいのだが、周囲から期待されているのはディープな「裏話」であることに悩んで40年が経過してしまった。アナリスト崩れである。

群馬県大手信金の理事長にパワハラ疑惑…多数の社員が退職

公開日: 更新日:

 群馬県の大手I信用金庫で理事長によるパワハラで多数の職員が退職に追い込まれた可能性があるとして、地元の労働基準監督署が注視している。この信金は2002年に地元の2信金が合併して誕生した、地元を代表する金融機関だ。創立は1928(昭和3)年と古く、群馬県を中心に20店舗を構え、栃木、埼玉の両県にも営業展開している。

 創立90年を迎えた2018年6月に理事長が交代、新理事長に昇格したのが今回、パワハラがあったのではないかと問題視されているH常勤理事だ。H氏が理事長に就任以来、すでに執行役員2人、支店長1人、次席クラス5人が相次いで退職した。「以前にはあり得ない幹部級職員の退職数で、理事長によるパワハラが要因と囁かれています」と地元信金関係者は指摘する。

 関係者によると、H理事長は気に入っている職員には甘く、実需が伴わない融資と思われる事案についても黙認する一方、気に入らない職員は徹底的に無視するか、極端に厳しくあたるという。

 その矛先は、一般職員のみならず役員にも向けられる。「今年1月には本部2階フロアにいる約20人の職員を前に常務理事が理事長席の前に立たされ、30分もの間、延々と“あんた”呼ばわりしながら『開いた口がふさがらねぇ!』などと罵倒され続けた」(関係者)というのだ。

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