過去は参考にならず…大どんでん返しのバブル崩壊が到来?
今、世界はバブルだと言う人と、バブルではないと言う人に分かれますが、現在は今までのバブルとは違うバブルだと判断しています。
過去のバブル期には経済の熱狂と株式や不動産の相場の熱狂がありました。
景気が過熱し、株式は適正価格から離れて価格上昇しましたが、今回のバブルは熱狂のないバブルです。
経済的にも株式市場にも熱狂はなく、中央銀行の無制限の金融緩和(量的緩和)で熱狂的に株価と景気を支えています。
株価が割高か割安かを判断するのは株価収益率(PER)です。
昨年の春以降、コロナ騒動で各社の業績が落ちている中、株価が上昇してコロナ以前より高値になっているので日経平均のPERは23倍程度まで上昇しバブル水準になっています。
そして株のバブルより、債券バブルの方が顕著です。