日本ユニシス×野村総合研究所 IT社会を支えるSI大手を比較
ネット社会はすさまじいスピードで進んでいます。スマホやタブレット端末で映画やテレビドラマを楽しんだり、買い物をしたり。LINEでの会話も当たり前です。
そんな社会を支えているのがシステムインテグレーション(SI)だといえます。さまざまな企業の情報システムを支える重要な役割を担っています。IT社会には欠かせない業種です。
今回は、この業界の大手「日本ユニシス」と「野村総合研究所」の社員待遇を比較してみます。
日本ユニシスは金融を中心に空運、流通など幅広い業種と取引を行っています。2012年に大日本印刷が大株主(18.9%保有)になりました。ビジネスソリューション(業務上の要求や課題を解決)を提供するIT企業として知られます。ANAの国内予約・発券システムなども手掛けています。
野村総研はシンクタンクとして有名ですが、コンサルティングやシステム開発を行うSI会社でもあります。大株主は野村証券を傘下に置く野村HD(16.6%保有)です。金融機関や流通業を中心にした顧客に支えられています。セブン―イレブンのシステム開発などを受託しています。