重道武司
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重道武司経済ジャーナリスト

1957年鳥取県倉吉市生まれ。84年フジサンケイグループ傘下の経済紙「日本工業新聞」(現フジサンケイビジネスアイ)の記者となり、千葉支局を振出しに鉄鋼、自動車、総合電機、財界、金融、エネルギー(電力・石油・ガス)などの業界を担当。2000年外資系通信社に転じた後、02年からフリーに。得意分野は通信社時代を含めて在籍足掛け7年にも及んだ日銀記者クラブ時代に人脈を培った金融。自動車業界にも強い。

新築マンション市場7年ぶりに首位交代 その要因と影響は?

公開日: 更新日:

 首位交代――。新築マンション市場におけるトップの座が7年ぶりに入れ替わった。

 不動産経済研究所が先週まとめた2020年のマンション動向調査で明らかになったもので、発売戸数ナンバーワンの地位を獲得したのはオープンハウス傘下で、関西地区などに強いプレサンスコーポレーション。19年まで6年連続首位を保ってきた住友不動産は3位に後退した。

 調査によると、20年の全国のマンション発売戸数は5万9907戸で、前年比15・2%減。2年連続の前年割れとなり、6万戸を下回ったのは1976年以来44年ぶり。ピークだった94年(18万8343戸)の約3分の1の水準にまで落ち込んだ。

 エリア別に見ると前年実績を上回ったのは東海・中京地区などごくわずか。市場全体の半分弱を占め「主戦場」(業界大手幹部)とされる首都圏が12・8%減の2万7228戸となったのをはじめ、大半の地区で2ケタの前年割れを記録した。

 新型コロナウイルスの感染拡大による昨年4月の緊急事態宣言発令を受けて不動産各社はモデルルームを一時閉鎖するなど営業活動を停止。「住宅取得に慎重になる消費者が増えるとみて、大手が供給を絞り込んだ」(金融筋)ことも要因だ。

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