ミズノ×ヨネックス 大手スポーツ用品2社の社員待遇を比較
東京オリンピックは開催されるのでしょうか。新型コロナウイルスの感染拡大は、いまだ収まりそうにありません。スポーツ用品メーカーにとってオリンピックは最大のイベントでしょう。スポーツウエアやシューズ、テニスやバドミントンのラケット、サッカーボール、野球用品……。スポーツ関連商品も飛ぶように売れるはずです。
今回はスポーツ用品メーカーの大手、「ミズノ」と「ヨネックス」の社員待遇を比較してみます。
ミズノは大阪市に本社を置くスポーツ用品会社です。創業は1906(明治39)年。水野利八氏、弟の利三氏が「水野兄弟商会」をつくり、運動用服装品などを製造・販売したのが始まり。今年、創業115年の老舗です。
ヨネックスの創業は1946(昭和21)年。米山稔氏が新潟県で木製品の製造・販売をスタートさせました。57年にバドミントンのラケット製造に進出し、そこからスポーツ用品メーカーに舵を切っています。バドミントン、テニス、ゴルフが3本柱です。
業績はどうでしょうか。20年3月期(連結)で比較してみます。売上高はミズノが1697億円、ヨネックスが620億円です。営業利益は63億円と24億円、純利益は46億円と17億円となっています。