タカラトミー×バンダイナムコ“巣ごもり”特需の2社を比較
新型コロナ禍で在宅時間が増加した影響でしょうか。タカラトミーの人気玩具「プラレール」が売れているようです。昨年のクリスマスシーズンもネット通販を中心に売れ行き好調でした。
子供から大人まで話題を集めているのは「鬼滅の刃」。映画は興行収入が歴代トップの357億円を突破しています。昨年発売のバンダイナムコHDの「鬼滅の刃 ウエハース」は売り切れ続出でした。
今回は玩具メーカー大手の「タカラトミー」と「バンダイナムコHD」の社員待遇を比較してみます。
タカラトミーは2006年にタカラとトミーが合併して誕生しました。「トミカ」「リカちゃん」「黒ひげ危機一髪」などの商品を発売しています。
バンダイナムコは05年9月にバンダイとナムコが経営統合し設立されました。フィギュアやカプセルトイ(いわゆるガチャガチャ)などのトイホビー事業や娯楽施設の運営、映像音楽プロデュースなどを手掛けます。
両社の業績はどうでしょうか。20年3月期(連結)で比較してみます。売上高はタカラトミーが1648億円、バンダイナムコが7240億円です。経常利益は102億円と798億円、純利益は45億円と577億円となっています。