あすか製薬×そーせいグループ 医薬品を扱う大手2社を比較
新型コロナウイルスの猛威は衰えを見せません。医療関係者への負担は増すばかりです。世界ではワクチン接種が始まっていますが、日本は2月下旬をメドとしていると伝わります。医療崩壊が心配な状況は続きます。
新型コロナ以外の病気で医者にかかった場合の不安も拭えません。しっかりとした治療を受けられるのか……。今回は医薬品を扱う「あすか製薬」と「そーせいグループ」の社員待遇を比較してみます。
あすか製薬は、2005年に帝国臓器製薬とグレラン製薬の合併によって誕生しました。創立は1920(大正9)年。神奈川県横浜市で「帝国社臓器薬研究所」としてスタートしています。21年には男性生殖腺ホルモン製剤「スペルマチン」を発売。泌尿器系、婦人科系に強みを持っています。
そーせいグループは創薬ベンチャーとして知られます。設立は1990年。藤沢薬品工業(現アステラス製薬)を経て、ジェネンテックCEOを務めた田村眞一会長兼社長CEOが立ち上げました。主に神経系、免疫系疾患、消化器系で新薬候補の研究を進めています。