第2のFANGを探せ! 株式投資には「夢とロマン」が不可欠
株式投資には「夢とロマン」が不可欠だ、という。値動きに一喜一憂し、上がったり、下がったり、儲かったの、損したのだけではつまらない。人々(投資家)はロマンを求め、夢を追う。
■アマゾンは2730倍
しかし、柳の下に二匹目のドジョウはいない。アマゾン・ドット・コムは1997年にアメリカ市場に上場した。株価はさえなかった。上場直後の安値は1・3ドル(株式分割を考慮)だ。その後の高値は今年の3552ドルである。何と、2730倍になっている。
仮に、100万円を投資してずっと保有していれば(20年ちょっと)27億3000万円になった計算だ。すごい話じゃないか。
だからこそ、世界中の投資家が「第2のFANGを探せ」と、躍起になる。
ちなみに、ネットフリックスは上場後の安値→その後の高値では1220倍になっている。100万円が12億円強である。
現在、人気が高いのは今年IPOの自動運転(センサー)のルミナー、AI(人工知能)のシースリーエーアイ、新型コロナウイルス治療薬を開発しているアブセラ・バイオロジクス、セールスフォースキラーと呼ばれるズームインフォ・テクノロジーズなど。