有森隆
著者のコラム一覧
有森隆経済ジャーナリスト

早稲田大学文学部卒。30年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている。著書は「企業舎弟闇の抗争」(講談社+α文庫)、「ネットバブル」「日本企業モラルハザード史」(以上、文春新書)、「住友銀行暗黒史」「日産独裁経営と権力抗争の末路」(以上、さくら舎)、「プロ経営者の時代」(千倉書房)など多数。

麻生<上>豊洲市場の東都水産に友好的TOB実施 争奪戦に注目

公開日: 更新日:

 東都水産は1935年、築地市場開設とともに創設された東京魚市場が前身。豊洲市場の水産物取扱高で19%のシェアを持ち、同市場内大卸売業者7社中2位。7社のうち4社が株式を公開しているが東証1部に上場しているのは同社のみだ。

 新型コロナウイルスの影響で、すし種など高級商材を中心に取引が激減。21年3月期の連結決算の売上高は前期比15%減の1000億円、純利益は同34%減の9億円の見込み。

 独立系で筆頭株主は九州が地盤の水産大手、三陽(福岡市、13・24%)だった。三陽の長谷幸一郎社長は漁業から養殖、仲卸まで手掛け、水産界の風雲児と呼ばれる。販路拡張のため、東都水産の筆頭株主となり、6月17日付で取締役会長に就いた。

 長谷氏の仲介で麻生との資本業務提携が成立した。


 東都水産が麻生と組んだ狙いは物流改革だ。年間を通じて多種多様の魚があがる長崎や佐賀など主要港に、麻生と共同で魚の自動選別装置を導入し、出荷にかかる時間と人件費を抑える。「全国の消費者にピチピチした魚をよりお得に提供できる」と長谷会長は力説する。

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