有森隆
著者のコラム一覧
有森隆ジャーナリスト

30年余、全国紙で経済記者。豊富な人脈を生かし取材・執筆中。「『ゴーン神話(マジック)』の終焉 日産を覆う不安の正体」(「月刊現代」2006年12月号)、「C・ゴーン『植民地・日産』の次の獲物(ターゲット)」(同09年1月号)などを執筆。「日産 独裁経営と権力抗争の末路――ゴーン・石原・川又・塩路の汚れた系譜」(さくら舎)を3月に上梓。

ヤマダHD山田昇会長“カリスマ同士”ニトリとガチンコ勝負へ

公開日: 更新日:

 山田昇・ヤマダホールディングス(HD)会長は1943年2月11日生まれ。83年に会社を設立して社長に就いて以来、37年間、陣頭指揮を続けている。

 巨大な家電王国を一代で築いた立志伝中の人物だが、毀誉褒貶が激しい。山田の性格についての人々の認識は一致している。

「彼の辞書に弱気の文字はない。とにかく強気ですこぶる好戦的」(業界関係者)

 昨年12月、迷走していた大塚家具を子会社にした。社長の大塚久美子を更迭しヤマダから社長を送り込むのが鉄則だが、久美子の続投を認めた。これが業界に驚きをもって迎えられた。

 山田には久美子より数歳年下の娘(直美)がいたが、2002年12月に自動車事故で亡くなった。後継者のひとりと考えていた山田のショックは、計り知れないものがあった。

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