ダスキン×ダイオーズ 清掃サービス手掛ける大手2社を比較
コロナ禍で、家庭やオフィスをクリーンに保つことは欠かせません。除菌液などが会社のエントランスやエレベーター付近、トイレなどに常備されています。
手を清潔に保つのはコロナ対策の一つですが、室内を掃除してキレイにしておくという基本が最も大切かもしれません。今回は、清掃サービスを手掛ける大手、「ダスキン」と「ダイオーズ」の社員待遇を比較してみます。
ダスキンは「ミスタードーナツ」のFC展開でも知られていますが、こうしたフードグループの売上高比率は23%にすぎません。主力は清掃用具レンタルなどの訪販グループで、売上高の69%を占めています。モップや浄水器、空気清浄機などを家庭やオフィスにレンタルし、清潔な空間づくりに一役買っています。利用者数は6万1500となっています(20年3月末時点)。
ダイオーズはオフィス向けコーヒーサービスのパイオニアです。1杯ごとに豆をひく本格的なコーヒーマシンで知られ、扱い数は国内首位級です。ウオーターサーバーや高機能浄水器なども扱っています。清掃関連ではオフィスの入り口に置くマット、フロア・ハンディーモップなどがあります。米国事業に力を入れ、事業所向けサービスで全米3位の規模を誇ります。