有森隆
著者のコラム一覧
有森隆経済ジャーナリスト

早稲田大学文学部卒。30年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている。著書は「企業舎弟闇の抗争」(講談社+α文庫)、「ネットバブル」「日本企業モラルハザード史」(以上、文春新書)、「住友銀行暗黒史」「日産独裁経営と権力抗争の末路」(以上、さくら舎)、「プロ経営者の時代」(千倉書房)など多数。

オイシックス・ラ・大地<上>大戸屋の援軍に馳せ参じた

公開日: 更新日:

 オイシックス・ラ・大地の高島宏平社長(47)は、「半沢直樹」になろうとしたのだろうか?

「半沢直樹」(TBS系)は7年ぶりに続編として放送を開始し、回を追うごとに話題を集めた。第1~4話は敵対的M&A(合併・買収)がテーマ。大手IT(情報技術)企業と銀行による強引な買収計画を退けるために、堺雅人演じる半沢直樹らが奮闘し、「倍返し」する。

 外食業界では、“リアル半沢直樹”と呼ばれる熾烈な敵対的TOB(株式公開買い付け)が繰り広げられた。居酒屋「甘太郎」、焼き肉の「牛角」、「かっぱ寿司」などを展開する外食大手、コロワイドと定食チェーンの大戸屋ホールディングスの戦いだった。

■窮地の大戸屋の援軍に

 2019年10月、コロワイドは創業家から大戸屋株式を取得し、突如、筆頭株主に躍り出た。コロワイドは夜間営業が中心で、昼が主力の大戸屋を取り込むことを狙った。

 大戸屋の経営陣と社員はコロワイドによる買収に猛反対し、徹底抗戦した。しかし、大戸屋の売り上げ規模(245億円=20年3月期)はコロワイド(2353億円=同)の10分の1。敵対的TOBに対抗するためのホワイトナイト(白馬の騎士)は、最後まで見つからなかった。

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