キーエンスとオムロン タッチレス支える電機2社の待遇比較
コロナ禍でタッチレス社会がグッと身近になっています。エレベーターの行き先階を指定するボタンでも、タッチレスが登場してきました。
そんなタッチレスを支える製品の一つがセンサーです。自動ドアや、手をかざすと自動で洗剤が出てくる装置など、さまざまな場所で活躍しています。
工場の製造現場で使われるセンサーで知られるのは「キーエンス」。駅の自動改札機などを手掛けるのは「オムロン」です。今回は、この電機大手2社の社員待遇を比較してみます。
キーエンスは大阪府に本社があります。設立は1974年で社名はリード電機でした。86年に現社名に変更。由来は「Key of Science(キー・オブ・サイエンス)」といわれています。自動制御装置、計測制御機器などを製造・販売し、世界46カ国、220拠点で事業展開しています。
オムロンは京都府に本社を置きます。創業は1933年、当時は立石電機製作所(創業者は立石一真氏)でした。90年にオムロンに変更。本社のあった京都・御室にちなんだ社名です。家庭用血圧計などヘルスケア製品も有名で、約120の国と地域で事業を行っています。