関西ペイントとエスケー化研 DIYで活躍する塗料大手を比較
新型コロナウイルスの拡大で自粛生活を強いられたサラリーマンは大勢います。在宅時間が長くなり、料理や掃除、家庭菜園づくりなどを積極的に行う“主夫”も増加しました。自宅のリフォームやDIY(日曜大工)にハマった人もいそうです。
今回はリフォームやDIYで活躍する塗料の大手企業「関西ペイント」と「エスケー化研」の社員待遇を比較してみます。
関西ペイントは、大阪市に本社があります。総合塗料の製造販売を手掛け、国内総合塗料では日本ペイントと並び最大級の規模を誇ります。自動車用塗料は国内トップ、アジア圏でも首位に立っています。「ALESCO(アレスコ)」のブランドで知られ、創業100年を超す老舗です。
エスケー化研は1955年に大阪市で創業した四国化学研究所がスタート。91年に現社名に変更し、94年に大阪証券取引所(当時)のジャスダックに上場しました。技術力に定評があり、建築仕上げ塗材では国内最大手です。
業績はどうでしょうか。2019年3月期(単体)で比較してみます。関西ペイントの売上高は1556億円、エスケー化研は824億円。経常利益は231億円と107億円、純利益は157億円と74億円となっています。