相場の気分を読み解く 一瞬で変わる市場のセンチメント
相場を判断するにはファンダメンタル、テクニカル、センチメントという3つの視点があります。
ファンダメンタルとは、「失業者数が増えている」「工場の生産数が減っている」などがあります。
テクニカルはチャートを見て相場を分析するものであり、さまざまな手法が存在します。テクニカルは、相場の本質を理解するために活用するものですが、多くの人は分析手法を学ぶことを目的にするので、いくら分析手法を勉強しても相場の本質を理解できません。
センチメントは市場心理であり、強気、弱気があります。たとえば、センチメントが強気の時に、悪い経済指標が出ても相場は下げませんし、良い経済指標が出ると急騰します。センチメントが弱気の時に、良い経済指標が出ても相場は上げませんし、悪い経済指標が出ると相場は急落します。従って、経済指標が出た時に、どのように相場が動くかを見ることでセンチメントが分かります。悪い経済指標が出ても下げない時、センチメントは強気ということです。