松島修
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松島修投資助言会社社長

1960年東京生まれ。94年投資助言会社エフピーネットを設立し代表取締役に就任。メルマガ「イーグルフライ」で投資アドバイス。2008年からの金融危機前に各相場のピークを予測し「全ての投資をやめる時」と事前に警告したことで知られる。テレビ東京、日経新聞などメディア出演多数。無料メルマガ「リアルインテリジェンス」で最新情報を提供中。

大衆心理と上昇相場 「9割がまだ上がる」と思ったら天井

公開日: 更新日:

 現在、EUや日本はマイナス金利という異常な状態に慣れてしまったので、異常という実感がないかもしれません。

 異常といえば、米国株指数のS&P500が過去最高値を更新している中、米連邦公開市場委員会(FOMC)は10月30日に政策金利を1・75%に利下げしました。株価が最高値更新時、利下げというのは、過去にないことだと思います。

 通常、株価が最高値を更新するのは、景気に過熱感がある時で、そのような状況ではインフレにならないように利上げします。今回、景気悪化が進まないための「予防的利下げ」という表現を使っていますが、この表現も過去にないことだと思います。

 株価は利下げを見込んで、上昇してきた要素も強いです。景気が良いから株価が上昇しているのではなく、株価を上昇させて景気を良くしてきた今のような株高は、「不景気の株高」といいます。

 このように市場はファンダメンタルと逆の動きをすることが多いので、教科書的な知識と一般のニュースを基に投資をすると、高値で買って安値で売ったり、天井で買って大底で売るような取引をすることになりがちです。

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