黄金ルール「先取り貯蓄」を実行しマイホーム購入に成功
お金が貯まる黄金ルールがある。それは、「先取り貯蓄」というルールだ。数式に表せば、「収入―貯蓄=支出」となる。
給料やボーナスなどの収入があったら、真っ先に貯蓄分を確保して貯蓄のための口座に振り分け、残った金額で生活費をやりくりする。毎月、確実に貯蓄ができるという意味で、極めて効果的な貯蓄手法といえる。
会社勤めしている人の多くは、この「先取り貯蓄」をしているはずだ。給料が振り込まれた日に、その口座から、指定した金額が自動的に振り替えられる自動積立定期預金がそれだ。
お金が貯まる人のほとんどが、この黄金ルールを実践している。神奈川県横浜市に住む伊藤伸也氏(53)は、20代のころから先取り貯蓄派だ。
「月々とボーナス時に定期預金に積み立ててきました。先取り貯蓄のおかげで家も買えたし、子供も大学まで進ませることができました。これからの大きな支出は家のリフォーム費用くらい。今、貯蓄は740万円くらい。今後は先取り貯蓄で、老後資金を貯めていきます」