エリート教育が6年間無料 公立中高一貫校に意外な死角

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 首都圏では5人に1人の子供が中学受験をするそうだが、「公立中高一貫校」が年々存在感を増している。東京都の男子ご三家(麻布・開成・武蔵)の合格倍率は3倍ほどだが、昨年の東京都立小石川中等教育学校の競争率は5.8倍。前年比0.4ポイントアップし、応募者数は136人増えた。

 公立一貫校が選ばれる理由のひとつが大学合格実績の良さだ。今春、都立小石川、都立武蔵、県立千葉などは東大合格者を伸ばし、早慶上智などの難関私大、難関国立大の合格者も増えた。背景には学年を超えた“前倒し学習”などの学力対策が広がっていることがある。

 もっとも、何といっても魅力なのが経済的負担の少なさだろう。公立中高一貫校の授業料は基本的に無料。修学旅行代などを含めても、公立中学の年間教育費は私立中学に比べて約90万円も安い。不況に苦しむ庶民にとってはありがたい。

 しかし、公立一貫校に“死角”はないのだろうか。約500人の教師を取材し、「公立中高一貫校選び 後悔しないための20のチェックポイント」を執筆した教育ライターの佐藤智氏に聞いた。

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