今度は整備士が替え玉 JAL子会社アルコール検査で不正発覚
日本航空は7日、グループ会社で1月以降2件の飲酒不祥事があったと発表した。
JALエンジニアリングの福岡空港整備部の40代の整備士は1月19日朝、始業時のアルコール検査で社内規定を超える数値が出ることを恐れ、同僚に「替え玉」検査させていた。
整備士は前夜にビール350ミリリットルのほか焼酎の水割りやお湯割り計約2.3リットルを飲んだ。
ジェイエアでは3月5日、大阪―隠岐往復便に乗務した副操縦士(31)が、伊丹空港でアルコール検査を受けないまま乗務していた。
隠岐から戻った後に行った検査でアルコールは検出されなかったが、その後は乗務させなかったという。