著者のコラム一覧
黒岩泰株式アナリスト

山一証券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自理論である「窓・壁・軸理論」をもとに投資家に、株式・先物・オプションの助言を行う。著書に「究極のテクニカル分析」「黒岩流~窓・壁・軸理論」など。

高齢化が進む“闇のバイター”勧誘に要注意…「怪しさ」の基準を知る

公開日: 更新日:

「すぐ働けて、すぐお金がもらえます」

 最近、ハヤっている「スキマ時間」を使ったアルバイト。時間を有効利用できるとして、ちまたで人気になっている。

 社会と接点を持ちたいシニアにとっても最適。「年金だけじゃ足りないから、こういったバイトでちょっと稼ぐか」。なんて気軽に思ったりもする。

 しかし、犯罪はそんな心のスキマに入り込んでくる。「スマホの契約をするだけ」「荷物を運ぶだけ」「お金を受け取るだけ」……。軽いお小遣い稼ぎのつもりが、知らず知らずのうちに、犯罪に引きずり込まれている。

 組織のリクルーターはこう話す。

「最近の若者は言うことを聞かないヤツが多い。その点、シニアは忠実に実行するし、応用力もある」

 人生のベテランなので、経験豊富。あらゆる場面でうまく立ち振る舞い、アドリブが利く名俳優ってわけだ。これでは、褒めているのか、ケナしているのか分からない。

 これまで「闇バイト」といえば、「若者中心」だったが、最近はシニアにもその裾野が広がっている。スマホを自由に使いこなし、こういった情報にも触れやすくなっているからだ。“バイター”の高齢化が進んでいるということ。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  2. 2

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 3

    N党・立花孝志容疑者にくすぶる深刻メンタル問題…日頃から不調公言、送検でも異様なハイテンション

  4. 4

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  5. 5

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  1. 6

    高市首相「議員定数削減は困難」の茶番…自維連立の薄汚い思惑が早くも露呈

  2. 7

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 8

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然

  4. 9

    高市首相は自民党にはハキハキ、共産、れいわには棒読み…相手で態度を変える人間ほど信用できないものはない

  5. 10

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗