小型機パイロットが心停止!フライト経験ゼロで無事着陸させたアメリカ人女性の《驚くべき冷静さ》

公開日: 更新日:

 小型機のパイロットが意識を失い、フライト経験ゼロの乗客が操縦桿を握り、着陸を見事に成功させた――そんなニュースがアメリカで話題になっている。

 10月4日午後、ネバダ州ラスベガスの空港を離陸した小型双発機「ビーチクラフト・キングエア」はカリフォルニア州モントレーに向かっていたが、午後1時ごろ、パイロットが突如、心停止状態になり意識を失った。

 乗客はカリフォルニア州在住の女性(個人情報は非公開)の1人だけ。パイロットの異常に気づいた女性はすぐに操縦桿を握り、同州カーン郡空港局の管制官に連絡した。

 フライト経験がゼロの女性は、ベテランパイロットから細かく指示を受け、同州ベーカーズフィールドのメドウズ・フィールド空港に緊急着陸を試みた。

 着陸失敗で火災が起きたときに備える消防隊や、パイロットを治療するための救急車などが待機する中、小型機は見事に着地に成功!

 パイロットはすぐに病院に搬送されたが、残念ながら死亡が確認された。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトB悪夢の本拠地3連敗「2つの敗因」…26イニング連続無得点よりも深刻なチーム事情

  2. 2

    ダルビッシュの根底にある不屈の反骨精神 “強いチームで勝ちたい大谷”との決定的な違い

  3. 3

    いまや大谷ドジャースこそ「悪の帝国」だ…カネ&人気&裏技フル活用でタンパリング疑惑まで

  4. 4

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  5. 5

    大谷翔平を激怒させたフジテレビと日本テレビ…もっと問題なのは、情けない関係修復の仕方だ

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    藤原竜也「全領域異常解決室」に「SPEC」ファンから“追い風”! 演技派・柿澤勇人の伸びしろにも期待大

  3. 8

    ソフトバンク 投手陣「夏バテ」でポストシーズンに一抹の不安…元凶はデータ至上主義のフロントか

  4. 9

    ダルビッシュ「日本ハムドラ1入団」の舞台裏…巨人が寝技で“4位指名画策”していた衝撃

  5. 10

    大谷翔平は来季副収入100億円ガッポリ、ド軍もホクホク! 悲願の世界一で証明した圧倒的経済効果