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田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

悠仁さまの処遇めぐり保護者間で高まる懸念…筑付高は東大推薦入試で公平性を担保できるのか

公開日: 更新日:

東大の推薦入試(学校推薦型選抜)のタイムリミットが迫り、筑波大付属高校の周辺がざわつきだした」と話すのは個別指導塾の経営者。筑付高3年の悠仁さまの処遇をめぐり、一部保護者の間で今後の展開を懸念する声が上がっているという。

 悠仁さまの進学先最有力とみられる東大の推薦入試は今月15日からインターネット登録が始まる。受験者は自らネット上で志願票を作成。そして来月1~6日、提出書類と資料の出願期間を迎える。この手続きは受験者本人ではなく高校が行う。

■トンボ論文に対する疑義

 共学の筑付高に与えられている推薦枠は最大4人(男・女各3人まで)となっている。その枠に悠仁さまが入れるかどうかは高校側が判断することになるわけだが、「筑付高が公平性を担保できるか、いぶかる生徒や保護者が少なからずいる」という。同校に数多くの合格者を輩出してきたこの塾経営者の元には保護者たちから情報が集まってくる。

「東大推薦枠に入る根拠とされるトンボ論文に対する疑義が消えないどころか、期限ギリギリになってむしろ高まっている」

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