悠仁さまは東大志望でも…一般受験生が選ぶなら"定評ある"トンボ研究の大学は?

公開日: 更新日:

 秋篠宮の悠仁さまが10歳のとき、2016年度に東京大学が学校推薦型選抜(定員100名)入試を導入した。当時から国立大入試は前期と後期の複数受験制制度であったが、前期不合格者が受験する後期試験は、試験から合格発表・入学手続きまでの時間が制約され、大学側の負担も大きかった。

 そこで東京大学は、後期試験を廃止する代わりに、学校推薦型選抜を導入したのであった。ところがこの学校推薦のおかげで、結果的に女子東大生も増加し、入学生の多様化が進んだという好評価も生まれた。別に皇室向けにこの制度を導入したわけではないようだ。

 これに気をよくしたのか、東京大学では各高校の推薦枠人数を増やし、別学では3人、共学では4人とした。最近ではこの学校推薦入試で複数の合格者を出している高校が注目され、兵庫県宝塚市の小林聖心女学院高校や東京都立日比谷高校、長崎県立佐世保北高・中など出身校も多彩になった。ただ2024年度の結果では1校3人の合格者を出したのは、開成、渋谷教育学園渋谷、灘など有名進学校ばかりだった。学校推薦の合格対策を進めているのであろう。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  3. 3

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  4. 4

    ドジャース初戦はパドレスのエース「奪三振マシーン」と対決!大谷とは“浅はからぬ因縁”が

  5. 5

    巨人・菅野智之 完全復活の裏に「格の落ちる相手投手」にぶつける阿部監督の心遣い

  1. 6

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  2. 7

    石破自民が掲げる衆院選公約案に国民冷ややか…「可愛さ余って憎さ百倍」で“石破離れ”が加速

  3. 8

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  4. 9

    悠仁さまの処遇めぐり保護者間で高まる懸念…筑付高は東大推薦入試で公平性を担保できるのか

  5. 10

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは