岸田内閣「支持率3割台」でも高すぎる! 政治不信の矛先はメディアの世論調査にまで

公開日: 更新日:

《んなわけないだろう》《この数字はメディアの怠慢ぶりを表しているのではないか》《3割もあるはずない》ーー。JNNの世論調査で岸田内閣の支持率が前回から4.1ポイント上昇して31.0%になったとの報道を受け、5日、SNS上で戸惑いや否定的な意見が広がった。

 支持率が3割台となったのは、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件が発覚する前の昨年10月以来、実に10カ月ぶりだ。

 岸田内閣の支持率は裏金事件以降、右肩下がりで落ち続け、ここ数カ月は2割台前後で推移。岸田文雄首相(67)は「国民の信頼回復」を掲げ、“火の玉”になって事件に取り組むことを訴えていたものの、事件の全容解明は程遠く、焦点だった政治資金規正法改正案も“抜け穴”だらけのザル法でお茶を濁す始末。岸田首相が積極的に国民生活のために汗を流したという報道もない。

 にもかかわらず、支持率が3割台に上昇したというのだから、世論が驚くのも無理はないだろう。同じJNNの調査で、9月に予定される自民党総裁選挙で、岸田総理の交代を望む声が「70%」に上ったことに対しても、こんな声が目立つ。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ