著者のコラム一覧
柏木理佳生活経済ジャーナリスト

生活経済ジャーナリスト。FP(ファイナンシャルプランナー)、MBA(経営学修士)取得後、育児中に桜美林大学大学院にて社外取締役の監査・監督機能について博士号取得。一児の母。大学教員として経営戦略、マーケティングなどの科目を担当、現在は立教大学特任教授。近著「共働きなのに、お金が全然、貯まりません!」(三笠書房)など著書多数。

サントリー「やさしい麦茶」vs伊藤園「健康ミネラルむぎ茶」ボトル形状や成分は?

公開日: 更新日:

麦茶(ペットボトル)編

 最近、眠れない夜が多くなり、カフェインは極力とらないようにしています。そこでうってつけなのは麦茶です。学校でも水筒に入れる飲料を、水または麦茶と指定してきます。なぜかというと、麦茶は不足しがちなミネラルも入っていて夏バテにもいいからです。

 抗酸化作用で美肌にもよくシミにもいいので、私も必死に飲むようにしています。いいことずくめだから、麦茶の飲料市場は、11年前と比較すると4倍にまで拡大し、数年前に1000億円を超えています。

 サントリー食品インターナショナルは2013年に「やさしい麦茶」を発売、今や「GREEN DA・KA・RA」ブランドの柱になっています。パッケージは環境に良さそうな軟らかいもので、涼しげに水が流れるような流線形になっていて、ペットボトル麦茶のシェアで3割を占めるほどになっています。

 一方、伊藤園の「健康ミネラルむぎ茶」のパッケージは、持ちやすくするため、真ん中がくぼんでいます。ザ・麦茶という感じで、昔からの定番ですし、「お~いお茶」と同様、伊藤園の看板になっています。1988年に「むぎ茶飲料」を発売し「健康ミネラルむぎ茶」が、「最も販売されているRTD麦茶ブランド(最新年間販売量)」実績世界ナンバーワンとしてギネス世界記録に認定されたようです。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅宮アンナ「10日婚」短期間で"また"深い関係に…「だから騙される」父・辰夫さんが語っていた恋愛癖

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  3. 3

    砂川リチャード抱える巨人のジレンマ…“どうしても”の出血トレードが首絞める

  4. 4

    日テレ退職の豊田順子アナが定年&再雇用をスルーした事情…ベテラン局アナ「セカンドキャリア」の明と暗

  5. 5

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  1. 6

    中学受験で慶応普通部に合格した「マドラス」御曹司・岩田剛典がパフォーマーの道に進むまで

  2. 7

    吉沢亮「国宝」が絶好調! “泥酔トラブル”も納得な唯一無二の熱演にやまぬ絶賛

  3. 8

    阿部巨人“貧打の元凶”坂本勇人の起用に執着しているウラ事情…11日は見せ場なしの4タコ、打率.153

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  5. 10

    フジ・メディアHD株主総会間近…328億円赤字でも「まだマシ」と思える系列ローカル局の“干上がり”ぶり