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多賀一晃生活家電.com主宰

大手メーカーで商品開発、企画を担当後に独立。「生活家電.com」主宰。

(54)家電の段ボール輸送箱は「捨てる」から「保管箱として使う」時代がやってくる?

公開日: 更新日:

 初夏とはいえ、夜は暑くないためエアコンは不要。だけど風は少し欲しい。そんな時期には扇風機やサーキュレーターの当年モデルが市場投入されてきます。

 本コラムでは通年使うことを考えて、送風家電はサーキュレーター系が良いとリポートしました。それでも「私は扇風機がいい」という人もいるでしょう。

 当然です。人は効率だけで生きるわけではありません。こういうユーザーを大切にするのは、どちらかというと老舗メーカーで、日立などが、いい例です。

 ということで、今回は日立の扇風機の今年のモデル「HEF-DL300F」をテストして気づいたことを書きます。それは徹底した「季節家電」だということです。

「季節家電」のポイントは、4シーズンのうち2シーズン程度しか使わなかったりする点です。使わない間はしまう必要がありますが、これがなかなか難しい。なぜならスペース効率がすこぶる悪いからです。本体サイズが、幅と奥行きが同じ371ミリ、高さが735から900ミリ。幅と奥行きが同じなのは土台が円形だからです。しかもモーター位置が高いために、真ん中は支柱のみ。

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