都知事選は事実上の与野党対決に “女帝”小池百合子氏の胸を借りる蓮舫氏の「勝算」

公開日: 更新日:

 選挙情勢に詳しいジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう指摘する。

■草刈り場は6割の無党派層

蓮舫氏はリアリスト。立憲民主党は衆院3補選で全勝し、続く静岡県知事選や都議補選(目黒区)でも勝った。本人が言っていたように、勝利の積み重ねが決断を後押しした側面はあるものの、何らかの勝算がなければ参院議員のバッジを外さないでしょう」

 2人とも無所属で立つものの、小池知事のバックには子分の都民ファーストの会、かつては敵対した自民、仲良しの公明党が控え、支援を受ける。一方、立憲や共産党、市民団体からなる選定委員会の統一候補となった蓮舫氏も組織にガッチリ支えられている。

「公明党はフル回転できますが、裏金事件でよれよれの自民党の組織力は明らかに弱っています。かたや活動量を増やしてきた立憲民主党は支持を広げているし、共産党は前回2022年の参院選では都内で約59万票(比例代表)を獲得している。ほぼ基礎票としてみてよく、いい勝負まで持ち込めるでしょう。草刈り場となるのは、6割を占める無党派層。世論をつかむ政策を打ち出し、風を呼び込む選挙戦を展開できるかが勝敗を分けるとみています」(鈴木哲夫氏)

 口さがない永田町では「学歴詐称vs二重国籍のいわくつき対決」なんて揶揄されているが、役者がそろったことは間違いない。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷はシーズン後半戦、三冠王へまっしぐら ドジャース投壊がむしろ追い風になる理由

  2. 2

    美川憲一「もういいわ」和田アキ子「ありえない」…切り捨てた重鎮に見捨てられたNHK紅白の末路

  3. 3

    オリンピアンの大甘同情論に透ける「特権意識」…血税注ぎ込まれているだけに厳罰必至の当然

  4. 4

    「重圧は言い訳にならない」とバッサリ、体操界レジェンド池谷幸雄氏が語る「エース不在」の影響

  5. 5

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6

    松本人志裁判にA子さんいよいよ出廷か…執拗な尾行と知人弁護士との不倫疑惑に怒り

  2. 7

    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

  3. 8

    体操界は飲酒喫煙「常態化」の衝撃…かつてスポンサー企業もブチギレていた!

  4. 9

    女優・吉沢京子「初体験は中村勘三郎さん」…週刊現代で告白

  5. 10

    尾行、妨害、不倫、元女性誌編集長…松本人志vs文春の裁判がスゴいことになってきた