iPhone15発売も価格は12万4800円から 最新機種は「買い」か、型落ち機種を選ぶなら注意点は
「買い替えるべき?」「でも、値段が……」──。米アップルが22日、スマートフォン「iPhone」の新型15シリーズを発売。これを機に手持ちのスマホを替えようか悩んでいる人もいるだろう。
新機種は標準モデル「15」のほか、上位モデルの「15プロ」、最上位の「15プロマックス」など4種類。最もストレージ容量が少ないもので比較した場合、価格は「15」が12万4800円、「15プロ」が15万9800円、「15プロマックス」が18万9800円だ。円安の影響で、昨年発売された14シリーズよりも5000~1万円ほど高くなった。
おいそれと手を出せる値段ではないが、iPhoneを買い替えるなら今がチャンスなのか。ITジャーナリストの井上トシユキ氏が言う。
「15シリーズの最大の特徴は、充電用の端子がアップル独自のライトニングケーブルから、汎用性の高い『USBタイプC』に変わったことです。他にも、『15プロ』『15プロマックス』にはチタン合金が使われ、軽量化されました。カメラ性能も上がりました。ただ、細かな点を除き、iPhoneそのものの性能がガラッと変わったわけではありません。よほど最新機種が好きでない限り、慌てて買い替える必要はないでしょう」