「深川温泉・常磐湯」首から下が“あまみ大島”状態でぽやんぽやん
深川温泉・常磐湯
都営地下鉄森下駅から5分ほど歩くと、格調高い宮造りの外観が目に留まる。江戸時代から続く「常盤湯」で、「1930年代に祖父が受け継ぎました」。今は3代目オーナーでサウナ大好き山本兄弟が営んでいる。
藍色の蔦紋付きのれんをくぐり、券売機で入浴料+サウナ代+タオルセット1150円を購入。サウナ客はフロントで錦鯉模様のバンドを手首に巻いてもらう。なお、サウナは2時間制。
宮天井の脱衣場や木造の浴場は、改装すぐとあって意外にもモダン。以前からの木が要所要所で再利用され、浴場には白富士と宝船の壁絵がドーン。過去と現在の調和にほっとする。
浴場には、湯船が3種類。43度の白湯はジェット湯で、41度のシルキーバスは底の段差が見えないほど白濁していた。人気は弱酸性の高濃度浸透炭酸泉で、ぬるめの38度が気持ちいい。室内にはシャンプー、ボディーソープが用意され、手ぶらでもOK。
さて、サウナを備える露天エリアでまず露天風呂へ。結論からいうと、ここが素晴らしい。シダやコケが生え、ゴツゴツとした石垣の前に白い敷石がなされ、石灯籠が2基、ツツジの花が咲き、年代物の鬼瓦も鎮座する。そんな日本庭園でスッポンポンだと、ストレス吹っ飛び、ヤッホー!
露天風呂は42度の天然温泉。やや黄色がかった湯はなめらかで、い~い湯だなぁ~♪