岸田首相どうする会期末解散…北朝鮮「人工衛星」発射と総選挙の“不穏なジンクス”
一時の強風ほどではなくなったとはいえ、永田町は、来月21日の国会会期末の衆院解散の可能性に依然、関心が集まっている。
東京での選挙協力をめぐって揉めていた自公は、30日の党首会談で「連立を揺るがさず」で合意し、幹事長会談でも「東京以外に影響させない」ことを確認。“選挙互助会”の打算を見せつけた。
岸田首相は首相秘書官のバカ息子を6月1日付で更迭することも決めた。マイナス材料をひとつずつ片づけ、「解散総選挙に向けた環境づくりを行っている」(玉木雄一郎国民民主党代表)との見方も出ている。
そんな中で気になるのは、北朝鮮の威嚇行動だ。 31日午前6時29分ごろ、かねて日本政府に通告してきた「人工衛星」を発射したが、これと解散総選挙を絡めたジンクスが永田町で語られ出した。
「過去、北朝鮮が『人工衛星』を発射した年に、解散総選挙が行われたり、解散総選挙につながる不祥事があり、政変が起きたり、政局が大きく動いた」というものだ。