(6)店を渡り歩いて値段交渉する時代は終わっています
同じ系列店でも、店舗によって値段が違うことはあまり知られていません。店舗によって値段設定が自由なので、〇〇店限定価格といった値札(プライス)も少なくないのです。
そのプライスの基となっているのは近隣の競合店の価格。ですので、あちこち行って値段を調べるのは得策でない。そういう時代になってきたということです。
背景としては「価格.com」(以下ドットコム)などのサイトで堂々と値段が出ていることがあげられますね。うちの店でもライバル店のドットコムに出ている価格に合わせてもよいことになっていますので、ぶっちゃけ、「○○店だとドットコムで○○円ですよ」と値切ってもらっても一向に構いません。
まあ、一応はこちらでも調べますが、そのお値段でよければどーぞと。
■同じ店舗でも店員によって値引き額は違う
話を戻しまして、系列店で値段が違うということですが、実は店員によっても値段が違います。こちらからすると、いつもお買い上げのお得意さんには値段を下げますが、一見さんにはお話を伺ってからという段取りになります。その中で仲良くなれば下げますし、感じが悪ければ下げない(笑)。