東京・雑色「ヌーランドさがみ湯」12度の水風呂にザブン!意外にも肌刺す冷たさに「うおっ」
ヌーランドさがみ湯(東京・雑色)
京急線雑色駅から商店街を歩いて3分ほど。戦後に創業の「さがみ湯」は、25年前に現在のビル型銭湯に生まれ変わった。「当時はまだスパ銭が珍しかったので、メディアにもよく取り上げられました」とダンディーな3代目、力石実さん。
券売機でサウナ付き入浴料800円(タオルセット付き)を購入し、白木の床板が踏み心地いい脱衣場から浴場へ。カラン前にリンスインシャンプーとボディーソープがあり、手ぶらOKだ。
風呂は、かけ流しで炭酸水素塩冷鉱泉の黒湯、バイブラバス、豪快なジェット泡のジェットバス、そして寝風呂を用意。寝風呂の一角には、背中や腰、ふくらはぎ、足裏にジェット泡を受けるコーナー2床があり、やや強めの電気風呂になっている。
浴槽はどれも広く、黒湯は42度、ほかは41度。特に地下約100メートルから湧き出る滑らかな天然温泉の黒湯は、バイブラが気持ちいい。
さらに露天エリアもある。階段を下りた先の東屋で黒湯を楽しめる。和照明2つのやや薄暗い空間で中庭のサツキなどの草木を見ながら体を横たえると、あぁ~快適。ウチの近くに欲しいぜ。
肌しっとりで気分よくサウナに向かい、マットを手にドアを開ける。白木造りの左側は2段ベンチで、右側はストレートベンチ。定員10人ほどか。奥にドーンと構える大型遠赤外線ガスストーブが93度強に部屋を暖めていた。2段ベンチの上段、ストーブ寄りにどっこいしょ。