自民党議員の国会軽視が目に余る! 選挙応援で欠席続出、定員割れで委員会ストップ
「事務所に電話しても電話も通じないことがある。きのうは委員会がストップするというような事態もあった。ぜひとも委員会に出席するのが基本である。本会議も基本である」
異例の苦言を呈したのは、自民党の盛山正仁・国対筆頭副委員長だ。自民党議員の不真面目さのせいで国会の議事進行に支障が生じているためだが、党内から怒りの声が上がるのはよほどのことだ。
23日投開票の統一地方選後半戦と、衆参5補選の応援のため、自民党議員が本会議や委員会に遅刻したり、欠席するケースが相次いでいる。
委員会を開くには、委員の半分以上が出席しなければならない。12日の衆院国交委員会では、自民党議員の欠席・離席が目立ち、定足数を満たさずに審議が中断する場面があった。
委員会の定足数を割らないようにすることは基本中の基本だ。そのために“差し替え”という代理出席のシステムもある。