WBC決勝視聴率42.4% 侍J優勝でも日本の野球人口“足かせ”に「野球エリート」の存在
22日にテレビ朝日系で生中継された「第5回ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)の決勝戦「日本対米国」の平均世帯視聴率が42.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)となったことが23日、分かった。最優秀選手(MVP)には日本代表「侍ジャパン」の大谷翔平投手が選ばれるなど、今も歓喜の余韻が日本列島を包んでいる。
「子供にも大人にも、夢や元気、勇気を与えることができるならば、侍ジャパンとしての意味がある。だから世界一を目指す」
決勝戦に臨む前、侍ジャパンを率いた栗山英樹監督はこう抱負を語っていたといい、大谷投手も「子どもの頃からずっと夢見ていた」という2009年以来、4年ぶり3度目の「世界一」。球界関係者らは侍ジャパンの活躍、優勝が、今後の野球人気の復活にもつながるのではないか──と期待しているとされるが、現実は厳しいだろう。野球の競技人口は着実に減り続けているからだ。
日本高校野球連盟の資料によると、2022年の野球部員数(硬式)は13万1259人、加盟校数は3857で、それぞれピーク時(2014年)の17万312人から3万9000人、同(2005年)から396校も減った。