内閣支持率上昇で岸田首相は有頂天 永田町で飛び交う3.29不意打ち解散と4.23総選挙
「4.23総選挙」──。政界で再び「早期解散説」が飛びかっている。4月23日に行われる統一地方選との“ダブル選挙説”である。一部のスポーツ紙は<完全に消えない「4月解散」説>と報じている。
早期解散説が浮上している大きな理由は、内閣支持率が上昇していることだ。なぜか支持率がアップしているのだ。NHKの調査では、支持「41%」、不支持「40%」と7カ月ぶりに支持と不支持が逆転、日経の調査でも支持「43%」と、4カ月ぶりに40%を回復している。岸田首相は自信を深め、ご機嫌だという。
さらに、岸田首相が突然、物価高対策として打ち出した「低所得世帯に一律3万円」「低所得の子育て世帯に子ども1人当たり5万円」の給付は、露骨な選挙対策だと捉えられている。
「永田町をざわつかせたのは、わざわざ岸田首相が15日夜、自民党職員のボス、元宿仁本部事務総長と2時間も会食したことです。安倍首相は解散する前、元宿さんと会って独自の調査を依頼し、選挙情勢を分析していた、とされている。岸田首相も解散を想定して元宿さんに会ったのではないか、と臆測が飛んでいます」(政界関係者)