高市早苗氏は「もう質問するな!」暴言も撤回拒否…総務が怒り爆発で“全面戦争”開始
もう限界ではないか。「放送法」の解釈を巡る総務省の行政文書の中身について、当時の高市総務相(現・経済安保担当相)は、相変わらず「捏造」「事実じゃない」と突っ張り続けている。17日の会見では「捏造」発言を「撤回しない」と断言。参院内閣委員会では、15日の参院予算委で飛び出した「もう質問しないで」という暴言の撤回も拒否した。
本人は強気だが、現実はどんどん窮地に追いつめられている。17日の内閣委で問題になったのは、〈高市大臣レク結果(政治的公平について)〉と題された行政文書。出席者として、高市氏本人と参事官、秘書官の大臣室側の3人と、レクに上がった総務官僚3人の名前が記されている。
高市氏は相変わらず「レクを受けたことはあり得ない」と発言。15日の参院予算委では自らの主張を補うため「(文書に記されている)大臣室側の2人は『レクは絶対にない』と言ってくれている」と答弁していた。
ところが17日、総務官僚は高市氏とは正反対の答弁を展開。武藤真郷政策立案総括審議官は、大臣室側の2人と総務省側の3人を合わせた計5人に聞き取りを行っていると説明し、その上で「(文書の内容が)事実と異なると聞き取りに答えた者は承知していない」と答弁したのだ。